地理情報標準とは、GISデータ(地理情報)を異なるシステム間で相互利用する際の互換性確保のために定められた、地理情報に関する標準(ルール)のことです。「GISアクションプログラム2010」においても、政府の地理情報に関する標準と位置づけており、率先使用とその普及を図ることとされています。元々地理情報標準は、ISO/TC211(国際標準化機構の地理情報に関する専門委員会)で検討されている国際標準のうち、空間データの整備等に必要な基本項目について日本語化したものです。近年では、順次JIS(日本工業規格)化作業も実施されています。
平成17年3月にはJIS化された最新の地理情報標準と国際標準に準拠し、内容を実利用に即して絞り体系化した、より実用的な「地理情報標準プロファイル(JPGIS)」が作成されました。
地理情報標準及びJPGIS等に関する詳細な情報は、以下のサイトからご覧いただけます。
国土数値情報につきましても、より広くご利用いただくために、JPGISに準拠したデータへ変換作業を実施しております。 また、新たにデータを整備する際には、JPGISに準拠した形式でデータ整備を実施していく予定です。